トコトン!

何でもトコトン。今はトコトン着物!

東レ シルック 意外と静電気がすごくてビックリ

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解いて久しいこのお召、ついに今日仕立て直しに取り掛かった。裏地は東レのシルック。

 

私としては洗える着物を作りたい。このお召も実はお召じゃないかもしれなくて、何しろお召は洗ったら縮むというのに縮まなかった代物だから。表地が洗えるなら裏地も当然洗えなきゃいけない。キュプラも選択肢の一つではあるけれど、厚みや手触りが満足の行くタイプがなくて、着物の裏地として実績のある東レのシルックの方が良いのではないかと思い、入手した。

 

シルックはポリエステルだけどシルクに肌触りを似せて作られていて、帯電防止効果、防カビ効果、防シミ効果、撥水撥油効果などとても優れている裏地なの。シルックの着物は化繊なのに何万円もしてしかも人気がある、いわゆる「ポリの洗える着物」とは全然違うものなの。

 

さてそのシルック、胴裏地と八掛、それぞれ表地同様に水通し。そしてアイロン掛け。およよ、ここで問題が発生。なんと、シルックがアイロン台にひっつく!静電気でまくり~!

 

なんだよシルック、静電気が起きないのじゃなかったの? ひどい静電気体質の私、昨日は洗い替えのポリエステルの裾除け付けてたんだけど、一日中脚にぴったりまとわりつかれてすごく気持ち悪かった。あんなのゴメンだから。

 

しかしシルック、このくっつきようは、、アイロン台から剥がすと今度は手にひっつきまくる。それでも気を取り直して裁断を試みるも、ホツレた糸とか、片っ端から手にひっついて離れようとしない。念のため、着物の表地と合わせて少しスリスリしてみたら、、、ああ、やぱり静電気起きちゃった。シルックの生地が、着物地に吸い寄せられていく。。使えないじゃん、、、。

 

ショック。ショックだ。シルックの同裏地、八掛、今後の分もかなり買い込んじゃったのに。。

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マイナスに帯電しやすい
塩化ビニル
ポリウレタン
アクリル
ポリエステル
ゴム

アセテート
皮膚


木綿

キュプラ
レーヨン
ウール
ナイロン
髪の毛
毛皮
人の手
空気

プラスに帯電しやすい

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いつも参考にしているこれ。

離れているほど静電気が起こりやすい。絹とシルック(ポリエステル)、離れてるもんね~いくら帯電防止加工されてるとしても、所詮ポリエステル、やっぱり起こるんだね。キュプラなら絹の隣。電気的に近いから静電気はかなり起きにくいはず。着物裏地としてはこれと思える種類がないし、裾とか擦れにどのくらい耐えられるか評判もきかないしなあ、、だけど、洗えるし、、、正絹の裏地じゃ上手く洗えそうにないし、、、

 

やっぱりキュプラしか無いよね。

 

ああ、また注文のための色合わせの問い合わせからやり直しだ。ネットショップではディスプレイの色見本の色が全く当てにならなくて、数点の切れ端を送ってもらったり、こちらから表地のハギレを送って色を合わせてもらったりととってもめんどくさい。この作業にまた何日掛かるかなあ。せっかくやる気になったのに。もう。

 

*買い溜めたシルックの胴裏、八掛は無駄になるかと思ったけれど、今後シルック表地の着物を縫う時に使うことにする!汚れても洗えるし、雨の日用にもシルックの着物は便利だって評判いいからね。いつか頑張って縫うわ。