きものよしなに

五十半ばで着物にはまる。四方八方楽しみたい。時間が足りない、大変だ!

保多織 単着物、完成じゃ~

 

長さ不足のため、ツギハギ裁断で苦労した保多織(ぼたおり)の木綿着物、ついに完成しました~!ちゃんと着物の形になった!

 

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地味ね。家着、仕事着。さらシャリした肌触りは、しじら織より涼しい気がする。浴衣にもいいと思うわ。裏が出てる上衽は柄のおかげで判らず、継いだ部分(下衽、偽掛衿、右衿先の三箇所)も巧く誤魔化せた。えへへ、、。

今回は、初めて繰越を3センチ、衿の付け込みを2.6センチにしてみました。

私は鳩胸で胸の厚みが大きい。バストじゃなくて。そのため、普通に衣紋を抜いたつもりでも妙におはしょりが上がってしまう。更に反り身なので(猫背の反対ね)抜いた衣紋がすぐに戻り、衿前がぱかぱか空いてしまう。

あちこちで体型と着物の関係についての記事を漁っていると、私にはどうやら繰越を大きくするのが良さそうだという考えに至ったの。大きく衣紋を抜く人は、繰越を4センチとか5センチにする場合もあるのだとか。すごいね!でもいきなりそこまでやる勇気がなかったので、これまでの繰越+付け込みを 2+2.6 から 3+2.6にしてみた。わずかだけど、大きな1センチの勇気!

結果、衣紋が安定したみたいだし、おはしょりが、まっすぐ整うようになった!へー、そんなところにも影響があるんだー。

あとは袖付について。一生懸命衣紋を抜くため従来の平均23センチでは袖付の前が特に足らず、身八つ口から腕が見えるほどだったので(帯を低めにすることもあり)、これまでは前は26センチ、後ろ25センチにしていたのだけど、繰越を深くしたことにより身頃を後ろに持っていく度合いが減ったため、今後は袖付が長すぎて帯の邪魔になる事態が発生。ほえー。袖付の最初と最後はギチギチに縫っちゃってるから、これ今から解くのは大変だわ。どうしよう。とりあえず、今後は前後とも24,5くらいにしよう。

あっ、それから。鳩胸ゆえ衿合わせが開き気味だったので、衽下がりを基本の23センチから22センチに変更。ここも1センチの勇気を出したの!

1センチごときで何が変わるか、誤差範囲と言えなくもないけど、衽による布地の広がりが1センチ上から始まるので、厚みある胸がより包みやすくなるはずなのよ。繰越と同時に変化させたから単独の効果は不明だけど、着た感じはしっくり着ている気がするわ。長時間着てみないとまだわからないけどね。


さあ、次は何を縫うか?もう決まってるの。麻とポリエステルの交織。

 

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 (水洗い後、お風呂で乾燥中)

 皺になりにくく、乾きやすく、ノンアイロンで大丈夫。メンテナンスは言うことなし。あとは、肝心の着心地はどうなのか。興味があるの。

色々試してみたいのよ。楽しい~~。

 

 

 

 

 

保多織 まさかの失敗

10日ほど前から取り掛かった、保多織の単。

洗濯して乾燥後測ってみたところ、長さが9m余りしか無くてびっくり。これじゃまともなサイズの着物は作れない。

水屋着のような上っ張りなら作れるけど、着物にしたくて買ったのよ~。諦めきれない~。

ということで、考えに考えて、衿はもちろん掛衿なし、そして見えないところで継ぐ。身頃は当然繰上げ無しの断ち切りにし、衽を下前で継いで更にその衽もこの形で裁つことに。

 

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 大塚末子 和裁)


これはかぎ衽裁ちと言って、少ない布で仕立てるための工夫。初めて知った時は感心したわ。あれこれ計算したら、これら全てを取り入れればかろうじて着物として作ることができるとわかったの。そしていよいよのの裁ち方を初めて実践できるとワクワクしながら、いざ、裁断!!

さて、その直後。

あれ? あれれ??

もしかして、、、下前の衽が2枚できてる、、、、

きゃあ~~~~!!!! (# ゚Д゚)

 

そ、そうだった。確かに、教本にも同じ側が2枚できるので、片方はひっくり返して裏を使うことになるため表裏の無い布でのみできる裁ち方である、と書かれていたのだった、、、。

当然今回の場合、ほとんど隠れる下前の方に裏を使うようすべきところ、同じ側が2枚できる事自体忘れていたし、下前は途中で布を継ぐことにしたためその事ばかりに注意が行って、下前のオモテを揃えるのに一生懸命になってしまい、裁断後に気づいたらどうでも良い下前の衽が表で2枚出来てしまったという顛末、、、、(T_T)

 

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表(左)と裏(右)

 

 気付いて1時間位落ち込んでたんだけどね。切ってしまったものは仕方がない。ほぼ家の中で着るんだし、保多織は表裏があるとは言えこの2色の織地はぱっと見、それほど違いは目立たない。

頑張って、頭必死で使って布地やりくりして活路?を見出し、ついに着物の形にできる見通しが立ったのよ。ここで投げ出す訳にはいかない。保多織の手触りもとても良いしね。ツギハギだし、表裏隣り合わせでめちゃくちゃだけど、それでも完成させるぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

遅かったしじら織

 

今朝の曇り空を見ながら、ふと鰹縞の綿しじら織りを思い出しました。

 

一昨年、着物に目覚めて初めて誂えた着物、爽やかな色柄が暗い空を明るくする気がしたの。しじらの浴衣もあるにはあるが、夏は暑くて着てられないとよく聞くしじら織り。今年はまだ出していなかった。こりゃ大変!

 

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取り出してみると、思ってたよりフックラした手触り。あれ、こんな感じだったっけ?と思いつつも、ちゃちゃっと着付けて、あら胸元にシワが? 帯留めも無く、まあそれは良いとして。

 

あ~~、暑い!!

 

なんか、体中の毛穴が開いてくるような感じ!でもとにかく、せっかく着たのだからとそのまま掃除を始めたところ、10分も経つとじんわり汗が出てきてしまった。今日は襦袢もつけず、エアリズムのインナーと嘘つき衿でなので汗は禁物!着物に移りやすくて危険。やむなくいつもの小千谷縮に交代とあいなりました~。

 

凸凹した、ちょっと見は肌に密着せず涼しげにも思える織地なのだけど、それが空気をはらむんでしょうね。断熱効果バッチリってことかな。着るなら5月頃?6月も梅雨寒の日なら良いけど、下旬となれば完全に時期外れ。

 

結論:しじら織は暖かく、6月には難しい。

 

という世間の一般常識をあらためて自ら確認したと。決して無駄な行為ではなかったということにしよう。

 

 

 

保多織で着物作り

先日から作り始めた、保多織(ぼたおり)の単の着物。服地で言えばさらっとした、サッカー生地のような感触で涼しそう。

 

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一昨年?かに入手して、やっと今になって作ることにしたのだけど、なんと、長さが9m40くらいしか無くて着物作れないことが判明!困った困った~ お寝間着なら作れるけど、寝間着はパジャマのほうが楽だし~~

 

さんざん脳みそ絞った挙げ句、つけ襟無しにし、更に下前の衽を継ぐことにしたわ。おそらくこれならなんとかなる。そう信じて見切り発車でジョキジョキ!!

 

保多織は、長持ちすることから「年を多く保つ」として命名された、香川県高松で江戸初期からの歴史ある織物。元は絹だったらしいけど今は木綿が殆どかな? 

 

 保多織とは平織りの変形で、肌ざわりの良さと通気性や吸水性にすぐれた織物です。

 縦糸と横糸を1本ずつ交差させる平織りに対して、保多織は3回平織りで打ち込んで、4本目を浮かせる織り方です。糸を浮かせることで生じたすき間が空気を含むため、夏はさらっとした肌ざわりで、冬は逆に肌に触れたときの冷たさをあまり感じないという特徴があります。

 そうして織りあがった布には美しいワッフル状の凹凸ができ、一見ざっくりしているようですが、じつはかなりしっかりと動きにくいという特徴もあります。

岩部保多織本舗HPより

 

 上記のお店は、現在日本で唯一残る織元なのだって。貴重な伝統が先細っていくのは忍びない。もっと歴史に目を向けて、皆が少しずつ伝統を生活に取り入れるだけで産業も復活してくるし、後継者も増えるし、技術や文化を保っていけるのだけどね。こういうこと、小学校から教えるべきだと思う。

 

保多織には表裏がある。確かに、表裏で印象が違う。

 

でもどちらが表かよくわからず、良さそうな方を勝手に決めて作り始めたあとになって、上のHPに見分け方が書かれていた。

 

4本ごとに横糸(画像は横にしているので、縦となる)が浮き出ているのが表なのだとか。

 

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うーんとね、、、多分、、多分ね、、、

 

左側が表と思う。右のは、紺色の縦線(画像では横になる)が目立っているよね。だから、多分左が表だ。現在表として使っているのが偶然合っていたことのなる。

 

でも、好みでどちらでもいいんだって。普段着だもの。そういうものよね。

 

 

 

帯の幅とバランス

 

半幅帯の幅とは一様ではない。

 

例えば博多織は大抵が15センチ。祖母や叔母の古い半幅もほぼこの幅。

 

そして私が買った麻の何本かは全て17センチ。

 

この2センチの違いが、つけ心地にも影響する。特に私は低めに締めたいので、幅狭の方が動きが楽なの。

 

で、以前見た着物のブログで、帯幅について書かれている方があり、その方は私と同じくらいの身長で、17センチの方がバランスが良い、と仰っていた。

 

そうかなあ。15センチの方がスッキリすると思うけどなあ。

 

で、比べて見たの。同じ帯じゃないからちょっと難しいけど。

 

左15センチ。右17センチ。

 

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あー印象違う。体格によるだろうけど、言われてみれば17センチの方が良いのかな???15センチの方は、体の面積に対して貧弱なのかな。

 

17センチが良さそうなら、15センチものは前で2センチほどずらして幅出しすると言う手もある。柄が邪魔をしなければ。

 

でもまあ、こんなものはあくまでも個人の好みですわ。それにしても、やっぱり太った。体の幅が〜、、(T . T)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

100均で帯留め作り

娘が、壊れたイヤリングを持ってきました。

 

これは私が娘時代に買ったもので、かれこれ30年は悠に経つ。七宝焼かな?夏によく映えて、当時お気に入りだったもの。

 

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接着剤が劣化して取れただけみたいだけど、直したところでイヤリングとして使うことはなさそう、、、なので、初めて帯留めづくりをしてみることに。

 

材料は、万能ボンドとこの日のために既に100均で買っていた、両面テープ製のコードクリップ。

 

イヤリングは金属の土台が凹んだ形なので、厚紙とボンドでくぼみを埋めてからそこに両面テープでクリップをつけるだけ。

 

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クリップの引っ掛け部分の開きをペンチで少しつぶして出来上がり。

 

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可愛い!!\(^o^)/ この方法でいろんな帯留め作りをしている人たちのブログを見ていたので、絶対やってみたかったの。

 

クリップを貼り付けられるものなら何でも利用できるから、意外な帯留めが作れるでしょうね。これはハマりそう。皆が楽しんでるのがよく分かるわ。今後、何を見るにつけても帯留めにできるかどうか、そればっかり気になりそうな気がする~(*゚∀゚)

 

 

 

 

涼しげに小千谷縮の絽半衿

 

話によると、半衿の素材によって体感する涼しさははっきりと違うらしい。

 

初心者の私にはまだ分からないけど、今着ている麻の肌着の襟周りは小衿芯が入るようポリエステルでくるまれていて、肌に当たるその襟ぐり部分が心地よくない気がするのよね。汗ばむ季節になれば、きっと不快感は更に増すのでしょうね。

 

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そこで、最近着ているこの小千谷縮のせっかくの麻の涼しさを損なわないよう、同じく小千谷縮の麻絽の半衿を3色買ってみた。

 

楽天

 

麻絽は、7,8月の真夏の紬や麻着物に合わせるものだそうなので、小千谷縮の着物に合わせて良いはず。

 

この半衿、お手頃価格。生地も薄く肌にも涼感があり、確かに夏にはぴったりの良い感じ!オシャレだけでなく着心地も、着物を楽しむ大切な要素よね。

 

ただ買った三色、どれも色が薄かった。も少し濃いめのも欲しいなー、追加で買っておこうかな。