きものよしなに

還暦間近で着物熱。余生の限り楽しみたい!

羽織ものを考える

明日は開花宣言があるらしい、本格的に春です。

家でしか着物を着ない私には関係ないわ~と思いつつ、暖かくなってコート不要になれば一体どういう格好でお外を歩く?と思案。

帯付きでは恥ずかしい(と、着物談義の際に義姉が言っていた)し、汚れるのも気になる。なので単とかの羽織ものがどうしても必要よね。だけどいわゆる羽織、、、私はどうしても、羽織が好きじゃない。あの角ばったフォルムが全く優美ではないから。もともとは男性の衣服だったんだってね、それを知って納得したわ。男装しているようなものなんだわ(洋服ではパンツスタイルオンリーなんだけど)。

なので、できればですね、薄絹をふわっと纏った感じのアウターが欲しい。きっと作って着てる人がいるはずだと思うの。でも見つからない、見つけられない。和裁もまだまだだけど、更に洋裁の知識ゼロだから何も作れない。そもそも自分の考えすら漠然としてデザインも思いつかない。こうやってグズグズして、結局なにも得ることなく時間だけが過ぎていくんだろうか。

先日友人が亡くなって、無駄に過ごすのはやめよう、悔いない生き方をしようと誓ったばかりなのに。これではいかん!失敗でもいいから何かやってみよう。




にほんブログ村
 ←お気が向きましたら、、



 

麻の長襦袢製作 今回も事故る

もう本当に、毎回何かで失敗してしまう。製作中の麻の長襦袢、ほぼ完成です。

メリヤス長襦袢を縫ったばかりなので記憶が相当あるはずなのに、年令による記憶力低下のためあれこれやはり確認しながらでなければ縫えない。情けないわ。下襟下がり(衽下がりに当たるもの)の長さも間違えたし。


まあ、ボケは仕方ないとして、今回は別のトラブルがありました。

f:id:tokoton007:20190309151827j:plain
前回載せた画像だけど、両脇がひわひわしている。古い反物だと自然にこういう緩みが出るものなのかしら。このせいでずいぶんと縫うのが難しかったのです。縫い代の綴じ付けとか、全然ぴしっと行かない。もともと腕がないのだから、余計に収まりが悪い。むちゃくちゃですがな。

それから、幅が狭かったわ。これこそ古い反物だからなのでしょうね。でも肩幅ギリギリ作れると深く考えず始めたのが間違いだった。

単の長襦袢の作り方を見ながら、背縫いは7mmずらしてかぶせ縫いする、とあったの。それで、素直に身頃を7mmずらして衿肩あきを切ったところ、片方の肩の縫い代が足りなくなっちゃった!! 大変!

それで急遽かぶせ縫いをやめて布を揃え、耳の幅ぎりぎりくらいで布を節約して背縫い。やれやれ、、とそのまま進めていったのだけど、襟付けの段階でどうもおかしいことに気づいた。片方の衿の印が、下襟下がりの印とどうも合わない。片方の衿肩あきが大きい。なぜ、、、、?

しばらく考えて、最初に7mmずらして切っていたことを思い出した。片方が正しいサイズより7mm大きくなってしまってるんだ!がーーーん。。。

なんかかなりショックで、縫い代ヒワヒワにも苦心したし、ここで放り出ちゃおうかとも思ったんだけど、、、、まあ練習にはなるか、それにもしかしたら着られるかもしれないし、と、泣く泣く、本当に泣く泣く、本来の正しい方の衿肩あきを、大きい方に揃えるため7mm更に大きくカット。いや、粗い模様織りの部分のために肩開きがすでに広がってる様子なので、8mmカット。結局、1.6cm幅が広がってしまった。襟周りがガバガバだよ(T_T) しくしく。


かなり意気消沈しつつ、でもこの失敗を無駄にしてはいけない、と、自分に言い聞かせながら一層丁寧に衿肩あきの力布とか頑張って縫い、あとは裾の仕上げのみとなりました。裾は本来は先に仕上げておくのが本当らしいけど、麻の長襦袢は初めてなので、麻と重ね着したときの落ち着き具合を見て決めたほうが良いと思って最後に回すことにしていたの。

ここまで出来たところで、小千谷縮に重ねて見ました。やはり襟周りはこれまでの襦袢に比べて明らかに大きい。はぁ。でも、夏だから、かなり後ろを引っ張って衣紋を抜けば、首に沿って気にならないくらいに落ち着くかもしれない。少しは希望が見えてきたわ。

そんな気持ちになれたので、明日には完成まで持っていけそう。だけど、結構悲しいもんです。



にほんブログ村
 ←お気が向きましたら、、