きものよしなに

還暦間近で着物熱。余生の限り楽しみたい!

衿無し羽織

近所の公園の桜が、やっと咲き始めました。明日は散歩に行ってみよう。

さて先日無駄に解いた麻のプレタ、勿体無いので衿無しの羽織の試作をしてみました。本来は服地で作る型紙を、袖は分割して利用。

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衿周りは立体裁断。つまり、、、洋裁? 私にとっての記念すべき作品となりました。というのも、たぶん、洋裁は生まれて60年、中学生の時に家庭科の授業で袖無しブラウスを作り、袖ぐりの見返しの難しさに閉口して以来の事だから。

そうだわ。あの時、袖ぐりの見返しがどうしても上手くつかず、それがトラウマのようになって私は針仕事が嫌いになった気がする。編み物は親に褒められたお蔭で好きになったけど、縫い物は違った。4歳から始めたピアノも楽しかったのに、音大教授の先生に毎回聴音のテストをされ、違う、違うと言われることが嫌でピアノそのものも嫌いになった。とことん、できないことは避けるタイプの人間なんだわ。子供には苦手でも頑張ってみなさいとアドバイスして来たけど、自分のこと棚に上げてた。あれは私に似てたんだ~。子供には内緒だな。。。

そんなことはともかく、立体裁断は実に体に沿うのねえ。ただ裁断した余り布は捨てちゃうので、反物の場合は気持ち的にリメイクの最後にしたい。だけどシルクの布を服地で求める場合いかほどの予算が必要?そんなこともまた、新たな悩みのタネになるのであります。


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結局羽織?

ふんわり優しい羽織もの。材料の着物は、丁度二年前にコートにしようと解いたものの、使えず対丈に直した紬。対丈は結局着ないから、再度勉強のため付き合ってもらうことに。

tokoton007.hatenablog.com

 

ああでもないこうでもないと少しずつ直しながら作っていったら、あら大変!どんどん羽織になっていく。

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これ、見た目より変わった生地の取り方がしてあるの。衿は一枚で巾はたっぷり30センチ近く作ったし、てっきりふわクシュッとお洒落な理想のものができると思ったのに。

 

生地が軽く膨らみやすいので自分が着ることを思うとどんどん大人しくなるのと、着心地を優先すると伝統的な形へと近づいていく。気づけは、まるで羽織。なんか、がっかりというか、改めて感心というか。

 

生地の性質、厚さ、柄ゆき、そんなものがトータルで関わって来る。これまで服作りなどしたことのなかった私には、そんな当たり前のことが今更一気に押し寄せて、驚きの日々。

 

形そのものは、あと4つくらい試してみたいものがある。でも本当に手が遅いので、失敗だと分かるのでさえかなりの時間がかかってしまう。着物に仕立てたい反物や寸法直しが必要なものがいくつもあるのでそっちを急がないといけないのに。焦るー。

 

結局レースのショールを引っ掛ける、になったりしてね。やな予感~。いわゆるモモンガコートやマーガレットも、着物愛好家の方たちがよくよく考え試した挙句のものだったんだなあ、と、心底感服しております。

 

あっ、それから。こういう時って皆はなんの生地を使うんでしょう。一番最初、試作の試作という段階で、着られないけど帯などに生まれ変われるかもしれない着物を切り刻むのも憚られて。こういう時は晒とか使うのかな?でも生地感が違うよねえ。やはりオクでリメイク用の投げ売り買うのがベストなんだろうか。

 


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